Ristorante SHIKAZAWA/リストランテ シカザワ
岩手県 盛岡市

   
あわび
海の幸 
   
短角牛
しらす 
   
   
   
春キャベツ 
ふきのとう 
 
 
ここSHIKAZAWAでは、
「ジオラマ」「パノラマ」「食感」「熱」「伝統的」「試行」「温度」といった名称で料理が提供される。 
この名称は……HAJIME
 
鴨肉 
石割り桜まで徒歩3分 
   


最近はヌーベルキュイジーヌ=「新感覚の料理」を時代の流れと捉え、
軽く繊細で印象的な盛りつけ方を提供している。

そのため全国何処に出かけても、フレンチでもイタリアンでも、
同様の料理を多く見かけるようになった。

その中で特に顕著になってきたのが多皿料理。
キュイジーヌ・クラシックが5.6皿程度のところ、
10~20皿も提供する店が多くなってきた。
またそれに伴って皿は巨大化し、料理は縮小化。
皿の隅っこにほんの僅かにこすった料理。
まさに一口で終わり、満足感にはほど遠い。

そしてサーブする度に長い儀式に突入し、お告げが終わるまで食事にありつけない。
「○○をイメージした料理です。
 □□産と△△産をメインに、添えてあるのは~
 それに……、また皿に敷かれた… 」
 これでもかとシェフ直伝の蘊蓄が続き、
 もう良いだろうと思ったら、仕舞いに食べ方まで強制される。


西洋の日本化に伴い、
ソース主体から食材そのものを生かした料理が注目を集めている。
シンプルである事が一定の評価である中で、
それと似た多皿料理は深く、しかも複雑に進化?を遂げている。

食を頂く側から考えれば、
何処の産地、何処の食材なのかはせいぜいメニューで十分。
添えられた副材までの説明など何ら要らない。
まして隠し味やペッパー、調味料の類いまで誰が聴きたいと思うのだ。

また複雑に絡めれば絡めるほど旨いという”信仰”が蔓延しているが、
要らぬお仕着せはやめていただきたい。
純粋に美味しいか否かだけである。

都心から離れた盛岡。
ここまで信仰が浸透していた。


 
雰囲気…   味…  料金…

ページトップへ