僅か200石という極小蔵。食事が主役で酒は脇役という事に徹している酒である。
この軽快な酒は何だろう。
呑んでいることを忘れはしないが、
いつの間にか、結構すすんでいる。
身の丈にあって、というか
身分相応の酒のような気がする。
勿論悪い酒という意味ではなく、適度な付き合いが
ちょうどいい頃合いというか…。
何とも称しがたい酒だが、
いい酒であることも間違いない。