九兵衛旅館 月の館 メゾネット「まんまる月」
山形県 湯田川温泉

情感豊かな湯田川温泉街 
九兵衛旅館の中庭 

メゾネットタイプの「まんまる月」。
図とは少々異なるが、2階和室を出た途端に1階に下る階段とトイレという構造。
酔った勢いで和室を出るとき、夜中に半睡状態でトイレに行くときは要注意。
階段側に足を踏み外す可能性がある。
 
源泉の温泉   
   
   
   
藤沢周平の直筆の色紙や手紙、写真などの展示コーナー。
NHKで放映された「蝉しぐれ」は清潔感ある時代劇で、我が家では何度も見た。
そうと知らずに宿泊したので、少々得した気分。 
   
   
夕食は食事処で 
 
舟盛り  
だだちゃ豆のムース 
前菜   山形牛しゃぶしゃぶ
穴子寿司  はたはた醤油焼き 
蓮根蒸し  舞茸御飯 
 山形名物と言えば、
コンニャクと芋煮。
芋煮は地域により調理法が異なるが、
内陸部の里芋/牛肉/長ネギの醤油仕立てが一番。

「たっぷりキノコの庄内芋煮」
淡いキノコ味が豚油で…
芋煮汁   
 
 デザート二種 
   
朝食にもお品書き。
デザートもしっかり。 
   
   
   
  • 毎年秋に訪れている伊藤さん(伊藤農園)のところに伺うため、湯田川温泉に宿泊。この温泉は山形県で3番目に古い開湯で1300年の歴史。あいにくの雨で温泉街を散策できなかったが、昔ながらの温泉情緒が感じられた。
  • ナビで目的地設定すると、迷路を案内して行き止まり…。旅館横に車を着けることは出来ない。HPの近隣図を印刷して出掛けたが、結局お宿に電話をして迎えに来てもらった。初めての場合は「湯どの庵」を目印にすると良いだろう。
  • 客室はこういった旅館では珍しい「月の館」というメゾネット。予約段階では客室指定が出来ず、後ほど「月のうさぎ」や「お月見」という客室をお願いした。いっぱいだったようで「まんまる月」となった。
    「まんまる月」の階下はマッサージチェアが占拠。この客室は全く使用しなかった。Mチェアを2台設置する意味が不明。結局2階の10畳和室1室で過ごすこととなった。1階は折角の板の間なので、囲炉裏を切ったり、茶室を設けたり、ベッドを置いたりして使い勝手をよくした方が遥かに良い。また上記にも書いたが、客室から出た途端の急階段は怖い。年配の方は勿論のこと、若年層でもお勧めできない。まして1泊だけの部屋は不慣れが当然。もし「月のうさぎ」や「お月見」も同じ仕様ならば、メゾネットはやめて、時の館の「早春の間」が良いだろう。
  • 今回は「舟盛りプラン」でお願いした。雲丹、鯛、締め鯖、平目、帆立、北寄貝などが豪華に盛られていた。日本海から近いからこその盛りだが、ただの切り身のようで、あまり旨味が感じられなかった。夕食や朝食を謳ったお宿であり、季節毎に料理に工夫をしているようだ。確かに板長なりの拘りや工夫が見られたが、味はごく普通だった。
  • 朝食はなかなかの量。朝なのにしっかりとしたデザート。夕食/朝食でデザートが出てくるあたりが、宿泊客、特に女性客に受けているのかも知れない。
  • 客室内の温泉風呂は快適。開ければ半露天になる。貸し切り風呂があり、姉妹旅館の珠玉やも貸し切り可能なので、湯浴みめあて客には嬉しい配慮だろう。また歩いて1分の所に共同浴場「正面湯」(トップの写真)もあるので、是非温泉街の散策をお勧めしたい。
  • 参考価格 26460円
    

夕食 客室 風呂 サービス 清潔感
6
4
6 6
 

ページトップへ