汀邸 遠音近音 アッパースイート
広島県 鞆の浦温泉

 
客室からの眺め 
平成いろは丸
20分毎に運行している。 
元々のいろは丸に似せた船である。 
 
夕暮れ時 
 対岸の弁天島のお堂 
鞆の浦


1日目の夕食  
夏野菜と蛸のうま煮
冬瓜と貝柱のスープ煮  お造り 
富久長 純米吟醸 八反草    
鱧と鰺の変わり寿司  和牛ロースト 
あこうの煮付け 
鯛釜飯 
 


2日目の夕食 
前菜(枝豆饅頭・冬瓜すり流し・鰻の養老蒸し・鯛のオイル漬け) 
鱧潮仕立ての吸い物 
   
桶盛り 
柑橘系のリキュール  鮑の蒸し物 
鯛しゃぶ鍋 
和牛檸檬おろし 
鯛茶漬け 
   
 
水菓子 


 朝食もメニューが異なっていて、
二度美味しかった。
 
  抜群な八朔ジュース

  • この遠音近音は「平成いろは丸」乗船場まで徒歩3分。鞆の浦まで5.6分なので、散策にぴったりである。もともと狭い路地に立つため車は鴨風亭に置いてくるので、歩くに限るのかも知れない。
    福山市の沼隈半島の先端に位置する鞆の浦は「潮待ちの港」として江戸時代に栄えた町で、その頃から残る常夜燈や寺社・町家が大切に保存されていていた。なお詳細はこちらをご覧いただきたい。
  • 鞆の浦に出掛けた理由の一つに歴史旅がある。
    ここから少々お宿とは脱線するので、御勘弁を(_ _)。
    現在「平成いろは丸」が運航しているが、元々は海援隊の「いろは丸」がこの沖で沈没させられたことから話が始まる。逸話には諸処謂れがあるが、紀州藩に沈没された際、「銃や金塊など8万3000両(約165億円)余りを積載していた」とはったりをかました、坂本龍馬の交渉術が思い起こされる。
    ちなみに7万両に減額されて一端土佐藩に支払われ、それが龍馬本人に渡る段取りになっていた僅か8日後に暗殺されたのである。日本で最初の海難事故として有名であるが、改めてその地で読み取っていくと、明治を切り拓いた立役者としてもて囃された姿とは異なる裏の面が見えてくるのである。
  • さて「お料理グレードUp-旬の高級魚」プランで申し込んだので、夕食は2回とも海の幸を中心としていたのでいろいろ愉しめた。当然ながら山に入れば山の幸を、海を目の前にすれば旬魚が並び、地のモノをいただけるのが何より嬉しい。また全体的に洗練されていて、板長さんの盛り付けや彩りのセンスの良さを感じた。
    また1日目と2日目のメニューは朝食も異なっていて、贅沢な連泊だった。

  • 参考価格…56000円 
夕食 客室 風呂 サービス 清潔感
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