Nazuna 飫肥 城下町温泉 橙-デラックスツイン- (和洋室)
宮崎県 日南市飫肥
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- 日南市の城下町、飫肥にあるNazuna 飫肥 城下町温泉に宿泊。
- 今回は城下町である飫肥を散策すること、そして「日本料理 一能」で食事をさせていただく、この2つがメインだった。近隣の宿を探していたところ、僅か数分の場所にあったので、宿泊となった。
- 古くからある武家屋敷をリノベーションした客室で全5室の構成である。まだ数年しか経過していないので、綺麗な状態だった。
ワンルームタイプで、ちゃぶ台とベッドがあるだけのシンプルな客室である。
しかし大きな不満があった。
それは部屋、廊下、洗面所に行き来する際の鴨居(横柱)の高さである。高くても165cm程度、低い箇所の場合、160cm位だろうか。当時の武士はこの身長以下だったので、問題は無かっただろうが、この高さのために何度も頭をぶつけることになった。また常に意識して腰をかがめなければならなかったのが苦痛であったし、その意識がふと飛んだ際に激突。僅か2日間で20回近くもあった。
フルリノベーションして鴨居を高くしない限り、同じ被害者が出るのは間違いない。快適空間どころか欠陥住宅と言って良い、それほど不満のたまるお宿だった。
ちなみに軒下にある露天風呂に向かう際も怖い。同じ塗装色で三段差になっているので、思わず踏み外すところだった。 - こういった視点で捉えると、他にも幾つか不満が見えてきた。辛口になってしまうが、宿泊感想であるので、勘弁願いたい。
●客室内にコーヒーメーカーが置かれていない。そのためコーヒーはラウンジまで取りに行く手間が出てくる。このクラスは常備して当然だと思う。
●冷蔵庫にはビールを始めとした飲料水が何も入っていない。アルコール類に関しては自販機も無いから、購入するために外に出なければならない。
●事前に駐車場案内はされたが、そこからの道案内が示されていなかったので、重いスーツケースを携えて迷うことになった。
こういった細やかな部分で評価が大きく分かれるところであるし、結局は宿泊者視点に立って考慮していない、そういうことなのだろう。
- 今回宿泊先としてもう一つ候補として挙げたのが「PAAK HOTEL 犀 -sai-」。料理屋までやや遠かったこと、敷地外駐車になる関係でこちらになったが、料金はほぼ同一でありながら、客室面積はほぼ2倍の100㎡。
ビールサーバーも常備(無料!)しているので、飫肥に向かうときは、こちらも選択肢に加えておくと良いだろう。
- 参考価格…41000円
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