日本料理 おかざき 西公園前
宮城県 仙台市

   
蛤と青海苔の茶碗蒸し
最初から滋味深く、奥深い味わい
北寄貝とうるい 
 
   
  日本酒四種セット

綿屋
飛露喜
新政

 
 
僅か6.7cm程度の稚鮎
ほろ苦い春の味わいだった
 
あいなめと山菜の椀物
寒い時期にほっと一息、「ふー…、美味しい」
白魚の笹蒸し
「走り」が続く
ヒラメのお造り
塩昆布が良いアクセントだった
 
柳鰈の焼き物
この柔らかさがたまらない
白アスパラ 
筍と牛肉にちょこんと乗ったふきのとう
この苦みが春の訪れを感じる
 
 
板長の笑顔を添えた釜飯
優しい味わいにおかわり! 後はおにぎりに
 
でこぽんのしらぬい 苺大福 


岡崎敏彰氏の料理をいただくのは久しぶりである。
今は弟子達が切り盛りしている一店目の「春日町」以来である。

「西公園前」はひっそりとおかざきの表札があるだけで、料理店とは思えない。
いざ入店してみるとカウンターだけで6席、その他に幾つかの個室があるようで、
奥の方から賑わいの声が聞こえてきた。

カウンターに座ると物腰の柔らかい岡崎氏が出迎えてくれた。
まだ40代だと思われるが、落ち着いた振る舞いに空気が凜としていて、
それでいて何処か和らいだ雰囲気を醸し出しているのが何とも心地よい。

芽吹きを迎えつつある春に、程良い苦みを添えた「走り」「旬」を愉しめた。
一つ一つの料理に手仕事を厭わないし、
あまりお目にかかれない食材が登場するのも嬉しかった。

ゆっくり、ゆったりカップルで訪れるにはぴったりのお店だろう。
季節を変えて、是非伺ってみたい。



 
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