越後湯沢温泉
四季 Four Seasons YUZAWA クワトロ QUATTRO 客室/萩
妻は御飯研究家と自称するほど、お米が大好きである。
日本一の米処と言えば新潟だ。その米にまつわる日本酒の生産量もNo.1、煎餅などの米菓も圧倒的にNo.1である。その中心の米処魚沼地方を拠点に何日か出掛けることにした。
ちょうどトヨタの雑誌「Harmony」でも新潟を特集していた。ただ紹介していた宿はあまり良くなかったようなので、範囲を広げて探してみた。湯居間蔵、別邸やえ野、HATAGO井仙…。
越後湯沢で四季Yuzawa QUATTROという宿が見つかった。スタイリッシュなホテルタイプであったが、オープンしたばかりでもあるし、何よりも米処であるので、宿泊することにした。
この御飯を求めて新潟へ 魚沼産コシヒカリである |
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今回はドンペリ付きの 記念日プラン |
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涼感溢れる前菜 | お造り(本鮪中トロなど) |
空豆の摺り流し | のど黒しゃぶしゃぶ |
鯛のけんちん巻 | 村上牛しゃぶしゃぶ |
魚麺 | 鮑塩蒸し |
のど黒ムニエル | 地鮎唐揚げ |
岩牡蠣スモークと焼きタラバ | 止め椀(鱧切り落とし) |
季節のデザート | お夜食 |
朝食 | |
品数豊富で、昼でもお腹がいっぱい | |
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客室はメゾネットタイプ 1Fはベッド、化粧室、内湯、露天など |
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8畳ほどのベッドルーム | |
アメニティ類も十分 バスローブ、作務衣、浴衣がある |
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露天と内湯 どちらも二人で入れる広さ |
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2Fはリビングとテラス | |
10畳ほどの広さ(床は琉球畳タイプ) | |
1.2FどちらにもTVを配置 カップボードもあり |
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テラスはゆったり 目の前に水を配した滝を設けたのは周辺の高層階からの目隠し 夜はライトアップされる |
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カプセルタイプ | 米菓王国ならではのつまみ類 |
BOSEは音場感がいい | |
1Fには専用のダイニング | |
- 本館に「さくら亭」。その敷地内に別邸という形で2013年5月にオープンした宿である。
当初はオープニングプランを設定していたが、7月後半より通常価格に変更。 - 季節の花をモチーフにして4つの客室がある。全てメゾネット形式で室内構成は同じ、備品が少々異なる程度だ。1Fにダイニングがあるので、夕/朝食とも部屋食となる。室内の内湯やシャワールームは前面ガラス張りでカーテンが無い。そのためトイレは2Fをメインに使用した。客室はモダンスタイリッシュなホテル仕様なので、どちかと言えば若いカップル向きだろう。
利用しなかったが、本館のさくら亭と繋がっており、大浴場も楽しめる。 - 今回は記念日(ドンペリ付き)プランで申し込んだところ、夕食時のフリードリンクも付いていた。結局注文したのはビールだけであったが、日本酒王国らしく、吟醸酒や大吟醸もフリードリンクに設定されていたのは嬉しいことだ。
- 夕食は12〜13品と多かった。鍋盛(のど黒しゃぶしゃぶ/鮪大トロ鍋/村上牛など)と焼鉢(村上牛/のど黒/岩牡蠣など)が選べるメニューになっているので、肉も魚も食したい方にはぴったりだろう。ただ一品一品が十分な量があるので、たちまち満腹になった。
泊まった客の殆どが品数が多いと話しているそうだ。宿主はとにかく量を多くと考えるので、板長はそれぞれのリクエストに対して板挟みになって苦慮しているようである。 - 女将さんの選んだ素敵な器と清潔感ある料理で、充実した食事となった。品数がこのまま続くのであれば、若い方にはうってつけの宿になるだろう。
- 朝が特に美味しかった。焼き魚に蟹茶碗蒸しにクラムチャウダー、生野菜のサラダ…。何より御飯が良かった。
- 一番のお目当てである魚沼産コシヒカリを食すツアー。妻はお腹がふくれないように、途中の料理は間引いて、最後の御飯を味わっていた。この日から数日間ずっとコシヒカリをいただいたので、十分満喫できたようである。
- 参考価格 50400円
- 四季 Yuzawa QUATTROの予約
夕食 | 客室 | 風呂 | サービス | 清潔感 | |
7 | 6 | 7 | 6 | 9 | |
コシヒカリ、これで満足! | 若者向きの仕様 | 内湯も露天も源泉 | 明るい仲居さん | 綺麗に保たれた室内 | |
清潔感があり斬新 | 室内ダイニングがgood | 景観が優れていれば… | 出迎え無し | 塗装の臭い |