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一関にある蔵元レストラン
一関市はケの日もハレの日も餅が登場する。
年間で300日！？餅を頂く希有な町である。
2023年、今年も七草の頃に出かけ、餅を頂いてきた。
いつもの果報餅（9種類の餅三昧料理）でも良いが、
寒さが染みていたので、今回は「はっと膳」を注文。
自身で引っ張って、千切って、鍋に浮かべるスタイルで、
昔日の家庭料理を思い出すことになった。
小麦粉を練って、引っ張り、汁に浮かべたお椀が懐かしい。
決して豪華な料理ではないのだが、その日が待ち遠しく、
何杯おかわり！したことか…。
食する度に幼子に戻る、しみじみ味わい深い膳だった。
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