松島佐勘 松庵 二間ベッド付き 老松
宮城県 松島

窓からの景観
鎮まった海に光が差してきた。
 
陽を浴びて真っ赤に染まる。 
 
12畳の主室 
2ベッドタイプの和室
   
二間タイプの客室はココのみ。
浴室には十分な洗い場がある。
 

  障子を開けると「静の松島」

前菜の数々 
蛤真丈 
訪れたのは、寒さがこたえる2月… 
塩竃漁港に上がった魚介類 
仙台牛の炙り 
 山菜鍋
穴子飯   
朝食はテーブル席でいただく。 

  • 妻のbirthdayは松庵。
    以前「老松」の客室に宿泊したときは二部屋の和室で、今回は6畳の副室にベッドが入って心地良くなった。何より仲居さんが布団を敷く手間から解放されたのが大きいと思う。
    露天付き客室とこの客室だけ浴室が広い。他の一間タイプは檜風呂があるものの、洗い場が無い。ただ1Fの大浴場が広々としていて、露天もゆったりだ。何より客室が少ないので、他のお客と会うときが無いのも魅力の一つだろう。
  • 館内はいつでも静まりかえっている。さろんくらは自己申告のバー、そして松島文庫、数々の絵画などを眺めながら、思い思いに過ごせるのも魅力の一つだ。今回は16時頃に到着して、松島を愛でながら客室でゆっくりすることにした。
  • この松庵の魅力は何と言っても墨絵のような松島。喧噪から離れた地にお宿を構え、静かな佇まいを身を置くと、全て事から解放される心地よさがある。何すること無く、窓の景色を眺めるのが一番である。
  • 夕食は部屋食と個室を選択できるようになった。今回の個室は「音の三」という松島湾が見渡せる特別室。掘りごたつ式になっていて、足元がぽかぽかで、それだけで幸せになる。
    昨年ランチで訪れたときに板長さんが変わったことに気づき、今回の宿泊をお願いした。夕食は美味しいのだが、何処か型にはまっているようなところがある。折角なので、もっと大胆にしたり、遊びを取り入れたりしても面白いと思う。
  • 客室は3タイプ。何処の客室でも良いと思うが、露天付き客室のみ建物に遮られ、景観に劣る。それ以外の2タイプを選択すると良いと思う。なおそれぞれの客室名には必ず「松」が付く。宿泊する客室はどんな名称なのか、隣はどんな名前になっているのか…。そんな楽しみ方が出来るのも、松島ならではだろう。

  • 参考価格…39600 
夕食 客室 風呂 サービス 清潔感
7
 

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