山里のいおり 草円 煙香庵
岐阜県 奥飛騨温泉郷 福地温泉


奥飛騨の山深い地にある福地温泉
ゆったり優しく流れる豊かな自然の移ろいが心地よい

自家源泉を持ち、存分に湯浴みが愉しめる 
 

国の有形文化財を再生した古民家
渓流平湯川沿いにひっそりと佇む
 明治・大正・昭和・・・多くの時代を重ねてきた煙香庵。
8畳の主室 
9畳ほどのリビング 
 
メゾネットタイプ、屋根裏にある寝室 
 
お茶請けなど  
 
 
夕食は個室の囲炉裏で 
前菜   名物「五平餅」 鮎塩焼き 
地鶏煮こごり  青ハス芋 
吸い物   奥飛騨サーモン
奥飛騨牛の握り   
飛騨牛ステーキ  従兄弟煮 
白味噌汁
 

玄関付近 

 朝食は名物の朴葉味噌 
 
  • 翌日に上高地に入るために、福地温泉に宿泊した。草円は客室に浴室や露天がないので、少々不安だったが、その心配は不要だった。雨のため貸し切り風呂は使用せず大浴場だけの利用だったが、他の客は皆無。緑まばゆい湯浴みは最高のひとときだった。
  • 客室は「煙香庵」。玄関からすぐの客室なので、移動が楽だった。1Fは2部屋で17畳ほど。和室もあり、板の間にはリビングソファもあるので、どちらでもゆったり寛げる。寝室がある2Fは8畳。シングルベッドが3台あるので、家族連れにとって最適な客室だろう。
    江戸晩期の飛騨の豪壮実直な古民家を移築再生した客室は、骨太な佇まい。黒光りした板の間は裸足で心地よかった。
  • 夕食は個室の囲炉裏でいただく。坐卓ではなくベンチタイプの椅子なので足が伸ばせた。山里ならではの素朴な料理が並び、温かい物と冷えた物を交互に運んでくれたので、どれも美味しくいただいた。猛暑の中の炭火はなかなかであるが、個室ごとに天井にエアコンが設置されているし、五平餅や鮎が終われば、早めに炭を片付けてくれるので、涼しげな夕食となった。
  • 朝食も同じ囲炉裏でいただく。名物の朴葉味噌と山芋とろろの合わせ技はずるい!朝から三膳もいただいてしまった。
    また小ぶりながらおにぎりがお土産だったので、河童橋付近で頂戴することになった。
  • 朝食会場では朝一番に餅つきがある。客も一緒に参加できるので、子ども連れにとっては良い経験になったようだ。その餅は朝食に出てくるが、ビー玉のような大きさの胡麻味が2個。いろいろな種類があるとなおさら楽しめるだろう。
  • 「煙香庵」の客室はもう一つあり、そちらは平屋タイプ。平屋タイプは8畳2部屋で、どちらかに布団を敷くことになる。庭に面した長い縁側が魅力だ。寛ぎ方を考えて選ぶと良いだろう(予約では選択できないようになっているが、電話でお願いする良い)。
  • 駐車場から宿までがやや分かりにくい。また送迎は特に無い。

  • 参考価格 29000円
    
夕食 客室 風呂 サービス 清潔感



 

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