十四代 高木酒造 【山形県村山市 高木酒造】


幻の酒。
蔵元の若い跡取りが杜氏。
木顕統氏が全国の蔵元に与えた影響。

いろいろな表現がされている高木酒造。
いつもの馴染みの酒屋でも十四代を扱っているが、
置いてあることを見たことがない。
それならばということで、直接山形県の村山市に出向いた。


ここは非常に懐かしい場所でもある。
それは亡父の実家が山形県村山市だったからだ。
父もその兄弟も日本酒好きだったので、
元々のブランド朝日鷹はよく晩酌で登場していた。
勿論冠婚葬祭の度にこの酒がよく使われていたのも覚えている。

さてその実家から10分程の所にあるのが高木酒造だ。
今では十四代で名を売っているが、
改めて特約店リストを見てみると、村山市は全く無し。
山形県も1店舗のみ。

以前の酒は地元がせっせと買い支えていたのに、
販売しないのはどうも合点がいかない。
改めて地元を大切にしていない姿勢に疑問を感じる。

昔ながらの義理人情が戻り、
地元にこそ愛される造り酒屋になってほしいものである。