竹田城 城下町 ホテルEN 一棟貸切 離れ「楠」
兵庫県朝来市

 
中庭より竹田城方面を臨む 
2Fリビング 
2Fのベッドルーム

2Fはリビングと2ベッドルーム
ベッドは合計で6台あるので、子供連れでも余裕
この階は屋根裏のようでな落ち着いた造り


 
1Fリビング 
 

1Fはリビングに愛犬部屋、和室に土間にキッチンなど
和室は一見畳敷きのようだが、愛犬仕様でビニルタイプ
愛犬部屋は滑りにくくなっており、ケージもある

 
   

中庭を抜けたところにある浴室
ワンちゃん専用の浴槽(右)もあるので、大好きな”家族”と共に湯浴みが可能

 
 
   
   


夕食や朝食はホールのようなレストランで…
  

料理は「蟹×但馬牛」最上級フレンチというプラン
スタンダードより2品多い料理の提供
 
季節の野菜  香住蟹と蕪のラビオリ 
八鹿豚のクルスティアン  サツマイモのスープ フォアグラ添え 
鮮魚と秋茄子の重ね巻き   但馬牛のグリエ
タルトタタン  ライトアップされた竹田城趾 
 

  • あの「天空の城 竹田城」「日本のマチュピチュ」で有名な竹田城城下町ホテルENに宿泊。
    旧木村酒造場は元は約400年の歴史をもつ酒造場で、明治35年建造の建物をリノベーションして、2013年秋に誕生。広大な敷地を活用し、ホテル、レストラン、カフェ等が連なっている。ちょうどチェックアウト時には16代目にあたる木村氏と出会う。「いやいや遠くから…」そんな言葉と共に歩んできた歴史をおもんばかることとなった。
  • 客室は2016年の春にオープンした1棟貸切の離れ「楠」。母屋とは離れた所に位置しているが、敷地内の庭が接している。
    こちらの一棟は木村氏とは別の住居をリフォーム。当時の趣はそのままで、古民家ならではのぬくもりある空間が広がり、落ち着きのある佇まいとなった。
    「ペットと宿泊できる宿全国No.1」になったそうで、1Fの3間(合計で26畳ほど)はまさにワンちゃん仕様。土間やキッチン付近にはワンちゃんの足洗い場もある。広々としているのでワンちゃんにはたまらないだろう。
    2Fも3間合わせて30畳を超える。離れは257㎡もあるので、大家族+ワンちゃんでも十分な広さを誇る。
  • アメニティ類やポット類は一通り揃っている。使用することは無いと思うが、キッチンもあるので、ちょっとした料理なども可能だ。不便さを感じるのが浴室に行くとき一端屋外に出る点。土間も勿論そうだが、中庭を抜けるときに外靴が必要になる。そのあたりが人間にもワンちゃんに寄り添った仕様となったのだろう。
  • 石井之悠シェフが料理監修という事で、スタッフの一人がシェフとなって料理すると思っていたので、実を言うと夕食はあまり期待していなかった。だがなかなか美味しかった。洗練された盛り付けと一つ一つの食材の味が確かに感じられ、サーブしていただいた若いスタッフ2名を始め、イケメンのシェフも若々しくてキビキビ。その態度もまた粋で素晴らしかった。
    若い方が颯爽と切り盛りする姿は清々しい。秋晴れのような心地よい宿泊となった。
  • 離れの楠を予約するのは動物好きだと思う。ただ普通に夫婦やカップルで宿泊したい場合は、客室内の動物臭を心配して躊躇する方もいるかも知れないが、臭いは全く感じられなかった。
  • 客室内にはTVや時計が無い。TVが無いのは一向に困らないが、時刻の確認のために時計は一つぐらいは設置した方が良いだろう。
    母屋には客室が4室ある。それぞれ浴室は付いていないが、大浴場がならびにあるので不便は無いだろう。
  • 離れを含めても僅か5室の客室なので、母屋やレストランに行っても静か。竹田城址に出掛ければ結構な観光客がいると思うが、城下町全体は人影がまばら。それでいて寂しさは無く、まったりとした雰囲気に包まれて散策には最適だった。
    いずれこの周辺の散策路を紹介したいと思う。
    このホテルからも小さいながら竹田城趾を眺めることは出来る。天空まで行くには最低20分歩く必要がある。


  • 参考価格…57240円 
夕食 客室 風呂 サービス 清潔感
 

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