晩秋の山
山形県〜宮城県












2010年11月初旬訪問。

麓では陽光まばゆく天候に恵まれたかと思ったが、標高が上がる毎に冷雨となる。
1000mを越えて山頂までは既に雪の状態であった。

ダウンをまといながら、頂上での昼食はほどほどで退散して、中腹付近で過ごすことにする。

ブナを始めとしてコナラやアラカシといった落葉樹が終わりを迎えていた。
笹の絨毯と紅葉とコントラストが目に眩しい。
小さな川の水を掬おうとすると、痛いほどに冷たかった。

街はまだまだ秋の装いであるが、既に東北の山は長い冬の始まりを迎えているようだった。

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