文四郎麩 六田麩懐石処  清居
山形県東根市六田


 
   
 

店舗兼工場、食事処となっている。
駐車場の奥には別棟の食事処「清居」もある。
さくらんぼの時期と重なる季節は結構な客で賑わう。
早めの予約が無難だ。

 
 
芭蕉盛り合わせ  なま麩味噌和え 
 
かやくまんじゅうの吸い物  なまゆばとなま麸のお造り 
 
麸となま麸のゆりねきくらげ包み  ピクルスと麸の湯葉巻き 
 
麸の季節の野菜たきあわせ   麸と筍のおこわ  
 
麩の赤出汁  ふアイス りんごソース添え 
   


文久年間創業。150年程続いている焼麩の老舗である。

ここ東根市界隈は懐かしい場所である(十四代 高木酒造参照)。

両親が東京に移って半世紀以上経過した。
その親父達が年に数回山形に里帰りをしていたが、そのとき必ず買ってきたのが焼麩だった。
今でこそ葱や豆腐の普通の味噌汁を味わっているが、
私も東京人として暮らしていたときは、お椀にどかん!の焼麩の汁が定番であった。


さて麩は淡泊であるので、他の食材と合わせやすい。
どれも確かに麩であるが、懐石風に仕上げたのは見事である。
それも季節を感じる料理になっているのは、たゆまぬ研鑽の賜だ。

本館も別館も決して広くない。
また時間指定の3交代制というのも客側としては不便。
ゆったりとした食事処で自由に味わえるようになれば、より繁盛することだろう。

 
雰囲気…     料金…

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