芭蕉ゆかりの宿「Tea・旅籠 井筒屋」
新潟県 村上市

築120年。江戸時代から続く旅籠。
非常に珍しいお宿に宿泊をしたので、紹介したい。

新潟県の県北の城下町として栄えた村上市にある井筒屋は、
歴史と新たな息吹と共に今日まで9代続く老舗のお宿。
その昔、俳聖松尾芭蕉と河合曾良が「おくのほそ道」の途中二泊した旅籠でもあり、
現在は国の有形文化財に登録されています(HPより抜粋)。  


今時の?一日1組限定のお宿。
1Fが町屋カフェ「Tea井筒屋」。2Fが客室となる。
 
 
   
カフェではコーヒーは勿論、
ランチも行っている。
和テイストな甘味処でもあるので、
村上に来たときには立ち寄ってみると良い。 
   
駐車場側から入り口付近 
   
2Fの客室は6畳が2室。一室エアコンが利いていた。
   
茶碗類は、さすがに和カフェ 
   
   
  • 宿泊した井筒屋は、建物が国の有形文化財で職住一体の町屋造りになっている。外観は勿論、内観はより一層時代を感じる。
    「有形文化財の旅籠」で「松尾芭蕉の元滞在地」。おまけに「一組限定のお宿」という意味で、貴重な経験となった。
  • 階段を上がった2Fに客室、1Fにトイレ。浴室やシャワールームは無い。昔ながらの家屋なので、いろいろな不便は当然ながらあるが、それを差し引いても宿泊する価値があった。骨太な木造家屋、大黒柱、色艶のよい廊下や手すりなど、よく手入れされていた。翌日は裏側の母屋の浴室を利用させていただいた。 
  • 村上市内は宿泊場所を探すのに苦労するところで、ビジネスホテルも殆ど無い。今回は近隣にある「割烹新多久」で料理をいただくことを考えて見つけたお宿がこちらである。
  • 割烹の店までは数分。食事を終えた後、街灯のない暗がりを戻ると、女将さんが玄関先で立ち待っていてくれた。この旅館は入り口が分かりにくい構造だったので、嬉しい配慮だった。また夜は瀬波温泉まで車を出してくれたので、旅の疲れを流す事が出来た。建物上の制限や不便を補うかのように、客の立場に立って行動する素敵な女将さんだった。
  • 地元のNHKで紹介されたビデオ

  • 参考価格 7000円
    

夕食 客室 風呂 サービス 清潔感



 

ページトップへ