文殊荘松露亭 龍澄
京都府 天橋立

 
お宿のエントランス 
客室前を過ぎる遊覧船
ここまで近い!

庭はよく手入れされている。 
   
10畳の主室 
 
   
窓からの緑が
清々しい 
   
遊覧船奥に続く松林が天橋立 
海沿いを散策できる 
   
お造り 
 豆乳の先付け  
ハマグリ真丈   
八寸 穴子、厚焼き、栄螺など 
和牛ローストビーフ 
涼しげな器に貼った日本酒の数々。
何種類か地酒をいただいたが…
   
 
 
   
朝の葛切り これが最高

  • 日本三景の一つの天橋立にある松露亭に宿泊した。天橋立に近いとは聞いていたが、ここまで近いとは思わなかった、いや、近いと言うより真っ只中にある。
  • 文殊院の奥の海辺付近の土地を譲り受けたので、敷地内はひっそりと静まり、樹齢百年以上の古木に加え、隅々まで手の入った美しい庭が迎える。古い旅館であるのは聞いていたものの、館内全体がよく磨かれていてピカピカである。文人墨客のお宿としても有名で、 与謝野晶子氏、野口雨情氏、林芙美子氏等の色紙が展示されている。
  • 案内された客室は「龍澄」。懐かしい国鉄時代のディスカバージャパンで、俳優の上原謙さんと高峰三枝子さんのCMの舞台として登場したのがこの客室だ。
    窓から見える松林がまさに天橋立そのもので、汽笛を鳴らした遊覧船が僅か5m先を通過するし、徒歩7歩で海に到達する。ここまで全国的に有名な景勝地で、しかもここまで間近に構えたお宿は聞いたことがない。まさに極上のお宿である。
  • 客室は10畳と4畳。情緒溢れる純和風である。大きく切った窓がまた素晴らしい借景を醸している。
    今回は連泊(2泊目は雲井の間)。そちらの客室はいずれ紹介するが、何より特筆すべきは、2日間ともお世話になった仲居のゆう子さんだ。
    18歳から勤務して既に30年というベテランで、上品で素敵な方だった。無駄のない動きというより、一つ一つが優美な振る舞いなので、時間の流れが非常に緩やかで、しかもこの空気感が心地良い。そして常に先を見据えて仕事をされ、何気ない話にもお付き合いしてくれて、相応の受け答えが返ってくる。極上のお宿を支えているのはハードや立地だけでは無くて、実はこういった卓越した仲居さんの存在こそなのだろう、そうつくづく感じた3日間であった。
  • 食事は朝夕とも客室。テーブルを用意していただいたので、落ち着けて和んだ夕餉になった。料理は蛤や丹後ぐじ、穴子などの魚介が中心で、京都だけにそつの無い懐石風の料理だった。これはという、記憶に残る一品があるとさらに愉しいひとときになるだろう。

  • 参考価格…45100円 
夕食 客室 風呂 サービス 清潔感
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