鯛焼き/煎餅屋 ○○○
福島県喜多方市


ゆめやに宿泊した翌日、喜多方市に寄った。
喜多方は煉瓦造りの建物で有名だが、ラーメンは全国的に知られている。
真っ先に坂内食堂やまこと食堂、源来軒を浮かべるだろうが、我が家のお勧めは阿部食堂だ。
しかし阿部食堂も先代が亡くなって代替わりした途端、味が変わってしまった。

さてラーメンを食べた後、軽く甘いもんでもと思って、たまたま古びた煎餅屋の前で車を駐めた。
煎餅だけではなく、昔ながらの道具で鯛焼きも焼いていた。
少々時間がかかったためか、4枚注文したのに1枚おまけしてくれた。
車の中で試しに1枚頬張ってみると…!!
「旨い!!」
程よい皮でぱりっと香ばしくて、何より小豆の粒の食感と甘さ加減が絶妙だった。
ラーメンを食べたばかりで腹は一杯の筈なのに、あっという間にぺろっと食べ終えてしまった。
それも二人で2枚ずつ、残った1枚はしっかり半分にしていただくほどだった。
満足感があったが、それ以上に旨い物に出会えた充実感が上をいく見事な鯛焼きだった。

鯛焼き一つにレポ?という声も聞こえてきそうだが、それほどの極上お焼きに出会えたのだ。

店の名前は覚えていないが、またの機会に是非訪ねようと思い、昨年やっと喜多方に行くことが出来た。
「この道を北に向かって…」
薄ら覚えの記憶を辿って車を進めたり、歩いたり、戻ったり…。
1時間ほどかけて何度も戻ってやり直すが、見つからなかった。

非常に残念だが、仕方無い。
次回こそ念願を果たして辿り着きたいものだ。


そして今年…。
たまたま孫の絵が世界児童画展で入選したと聞いたので、山形を訪ねてみた。

ちょうど山形市内には「たいやきわかば」という店があるので、そちらも寄ってみることにした。
食べ○グでは「東北でNo1」「一番好きな鯛焼き」等のコメントがひしめいているので、楽しみでもあった。

食べてみると特段感動はなかった。
薄皮の手入れ、餡の粗さ、食感、小豆の甘さ…。
「注文の多い鯛焼き屋」さんだった。
喜多方を10とすれば、わかばは…止めておこう。

またの機会は何時になるだろうか。
あの喜多方の鯛焼き屋が分かったら、この欄は全面的に書き直すことにしたい。

それまではわかばの写真で勘弁頂きたい。



たいやかわば玄関 鯛焼き
周辺散策がぴったり


  • 住所           福島県喜多方市
  • 連絡先        不明
  • アクセス   喜多方市役所より車で5分程度 
  • 営業時間     不明
      
雰囲気…     料金…

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