季譜の里 New Suite 野路菊
岡山県 湯郷温泉
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- 今回岡山の湯郷温泉に宿泊した理由はただひとつ。
あの3.11の御礼(「3月11日を前にして」の後段)のためだ。
大震災の際、遙か遠くの岡山県美作市から給水車が駆けつけてくれたのだ。道路は陥没したり寸断されたりして、マンホールは1m近く突起。非常に危険な中、僅か3日後の14日に命の水が到着。
その御礼を述べるために、宿泊翌日に美作市役所を訪ねた。既に6年以上経過していたが、感謝の思いを伝える機会をつくっていただいた。総務部長や危機管理監など4名とお逢いし、小一時間ほど当時のお話をさせていただいた。最後は4名とも1Fまで降りてきて、私達の車が見えなくなるまで見送ってくださった。まさに美作市民の真心に触れた出会いの旅となった。
- 宿泊したのは湯郷温泉にある季譜の里。全館畳敷きで、生け花があらゆるところに飾られ素敵なお宿だった。若いスタッフが多く、颯爽としていて清々しい。客室は「野路菊」というスイートルーム。畳リビング8畳、ベッドルーム8畳、リビングが12畳。部屋ごと仕切ること無く、開放的な造りだった。客室の内湯は温泉なので、室内で十分湯浴みが楽しめた。
- 夕食は食事処。何カ所かあるようでどちらに行けば良いのか迷った。あらかじめスタッフが案内してくれると有り難い。「贅沢な記念日プラン」というプランで、夕食は地物が中心。土瓶蒸しや混ぜ御飯に松茸が出て、秋ならではの味を満喫した。
- 客室係の対応で残念な事があった。女将さんにも連絡をし、謝罪のお手紙をいただいた。この件は別の所で綴りたいと思う。
- 参考価格…45684円
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